体重計の捨て方9選!費用を抑える処分方法や注意点を徹底解説

体重計の捨て方

「体重計の捨て方がわからない」「古い体重計を処分したいけど、何ゴミとして出せばいいの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

実は、体重計の処分方法は9つもあり、無料で捨てる方法から現金化する方法まで選択肢は豊富です。多くの場合は不燃ゴミで無料処分できますが、まだ使える体重計なら売却や譲渡でお得に手放せます。

この記事では、体重計の具体的な捨て方、それぞれの費用や手間について解説します。処分前の注意点やよくある質問への回答なども紹介するため、ぜひ参考にしてください。

1.体重計の捨て方9選!手間なく賢く処分!

ここでは体重計を処分する9つの方法や各メリット・デメリットを解説します。あなたの状況に合わせて、最適な処分方法を選んでください。

処分方法 費用の目安 手間 おすすめな人
自治体の不燃ゴミ 0円 費用を抑えたい
自治体の粗大ゴミ 数百円〜 大型の体重計を処分したい
小型家電リサイクルボックス 0円 環境に配慮したい
家電量販店の引き取り 0円〜有料 買い替えを検討している
不用品回収業者 3,000〜5,000円程度 ⚪︎ 他の不用品と一緒に処分したい
リサイクルショップ 0円(収益あり) 状態が良い体重計を持っている
フリマアプリ等 0円(収益あり) × レアな体重計を持っている
地域の回収イベント 0円 環境保護に貢献したい
知人・友人に譲る 0円 まだ使える体重計を持っている

※手間 ⚪︎:手間がかからない、△:やや手間がかかる、×:手間がかかる

捨て方1:自治体の不燃ゴミとして出す

体重計を最も安く処分するなら、自治体の燃えないゴミとして出すのがおすすめです。多くの自治体では30cm未満のアナログ体重計や小型のデジタル体重計が燃えないゴミとして分類されます。

電池は必ず取り外し、指定のゴミ袋に入れて決められた収集日に出してください。透明または半透明の袋を指定している自治体が多く、中身が見えるようにすることが重要です。回収日は月に1〜2回程度の自治体が多いため、事前に収集スケジュールを確認しておきましょう。

金属部分とガラス部分が分離できる場合は、素材別に分別すると環境にやさしい処分方法となります。

カタニャン

自治体によっては、金属部分のみ資源ゴミとして回収している場合もあるから、事前に確認してみてね。
メリット デメリット
無料で処分できる サイズ制限がある
収集日に出すだけで簡単 電池の取り外しが必須

捨て方2:自治体の粗大ゴミとして出す

30cm以上の大きい体重計なら、自治体の粗大ゴミとして処分しましょう。有料になりますが、確実に回収してもらえる安心感があります。

手順は以下のとおりです。

  1. 粗大ゴミ受付センターへ電話等で申し込む
  2. 体重計の種類やサイズを伝え、手数料を確認する
  3. コンビニ等で粗大ゴミ処理券を購入し貼付する
  4. 指定日に指定場所へ出す

また、自治体によっては清掃工場への「持ち込み処分」が可能です。この場合、手数料が半額程度になることも多いため、車で運べる方にはおすすめです。ただし、持ち込みは平日のみ受付のケースが多いため、事前にスケジュールを確認しておきましょう。

メリット デメリット
大型体重計も確実に処分可能 手数料がかかる
自治体サービスで安心 事前申込みが必要で即日処分不可

捨て方3:小型家電リサイクルボックスへ投入する

デジタル体重計や体組成計を無料で処分したいなら、小型家電リサイクルボックスの利用が最も手軽で便利です。

この制度は「小型家電リサイクル法」に基づき、使用済み家電から貴重な金属資源を回収・再利用することを目的としています。投入口のサイズ(一般的に30cm×15cm程度)に入る体重計であれば、無料で処分可能です。

設置場所は、家電量販店(ヤマダ電機・ビックカメラ・エディオンなど)・自治体庁舎・図書館・駅などさまざま。なかには24時間利用できるボックスもあり、都合に合わせて処分できるのも大きなメリットです。

注意

電池は必ず取り外してから投入し、個人情報がある場合は事前に削除してください。Bluetooth機能付きの機種は、スマートフォンアプリからもデータを削除する必要があります。リチウムイオン電池が内蔵されている場合は、特に注意深く処分しましょう。

メリット デメリット
環境に配慮した処分ができる 投入口サイズの制限あり
24時間利用可能な場所が多い 設置場所が限られている

捨て方4:家電量販店の引き取りサービスを利用する

新しい体重計を購入する際に、古い体重計を引き取ってもらえるサービスです。買い替えを検討している方には、手間なく処分できる最適な方法といえます。

購入と同時に引き取りを依頼でき、配送時に配達員が回収してくれるため、店舗に持参する必要がありません。壊れている体重計でも回収してもらえるケースがほとんどで、買い替えを検討している方には特に便利です。

ただし、店舗やメーカーによっては無料で引き取ってもらえる場合と、数百円〜千円程度のリサイクル料がかかる場合があります。そのため、利用前にサービスの有無や料金を事前に確認しておくことが大切です。

メリット デメリット
購入と同時に処分完了 新規購入が前提条件
壊れていても引き取り可能 引き取り手数料がかかる場合あり

捨て方5:不用品回収業者に依頼する

他の不用品と一緒に処分したい場合や、急いで処分したい場合は不用品回収業者が便利です。自宅まで回収に来てくれるため、重い体重計を運ぶ必要がありません。即日対応してくれる業者も多いため、引っ越し直前など急いで処分したいときに特に役立ちます。

費用の目安は、体重計1点だけを依頼する場合で3,000〜5,000円程度。家具や家電をまとめて処分する場合は、軽トラック1台分で15,000〜25,000円程度が相場です。料金体系は業者によって異なるため、複数社に見積もりを依頼し、内容を比較することが大切です。

注意

特に注意したいのは「無料回収」をうたう業者です。実際には後から高額な料金を請求されるケースがあり、トラブルにつながるケースも。優良な業者の特徴として、一般廃棄物収集運搬許可証や古物商許可証を取得している、見積もりが詳細で追加料金がない、口コミや評判が良いなどが挙げられます。

メリット デメリット
自宅まで回収に来てくれる 費用が高い
即日対応可能で急いでいる場合に便利 悪質業者のリスクがある

捨て方6:リサイクルショップで売却する

体重計が比較的新しく状態が良いなら、リサイクルショップで売却するのがおすすめです。処分費用がかからないだけでなく、現金に換えられるメリットがあります。

高値で売れやすい体重計の特徴は以下の通りです。

  • 有名メーカー製(タニタ・オムロン・パナソニックなど)
  • 体組成計などの多機能モデル
  • 購入から3年以内の新しい製品
  • 外観に目立つ傷や汚れがない

買取価格の目安は元値の10〜30%程度です。人気メーカーの最新機種であれば、さらに高値がつくこともあります。

査定前には、体重計をきれいに拭き、電池を新品に交換しておくと印象が良くなります。取扱説明書や保証書があれば一緒に持参してください。また、1店舗だけで決めずに複数のショップで査定を受けて比較することで、より高い価格で売却できる可能性が高まります。

メリット デメリット
現金化できる 古い機種は買取不可
即日査定・買取可能 持ち込む手間がかかる

捨て方7:フリマアプリやオークションで売却する

自分で価格設定したい場合や、レアな体重計を持っている場合におすすめの方法です。リサイクルショップでは値段がつかない古い体重計でも、コレクターに需要がある場合があります。

出品する際は、明るい場所で体重計全体と詳細部分の写真を複数枚撮影し、動作確認済みであることを明記しましょう。傷や汚れがある場合は正直に記載してください。送料込みの価格設定にすることで、購入者に売れやすくなります

発送方法は、らくらくメルカリ便やなどの匿名配送サービスを利用すると安心です。梱包時はプチプチで包み、ダンボールに入れて破損を防いでください。

カタニャン

販売手数料を考慮した価格設定が重要だよ!
メリット デメリット
自分で価格設定が可能 出品・梱包・発送の手間がかかる
リサイクルショップより高値で売れる 売れるまで時間がかかる

捨て方8:地域の回収イベントを利用する

無料で処分したいなら、自治体や地域の環境団体が定期的に開催している回収イベントを活用する方法も一つの手です。環境保護に貢献できるだけでなく、地域活動にも参加できるメリットがあります。

多くの自治体では、年に数回「リサイクルフェア」や「環境イベント」で小型家電の回収が行われている場合も。町内会や自治会が主催する資源回収でも、体重計を引き取ってもらえる場合もあります。

イベント情報は、自治体の広報誌・ウェブサイト・回覧板などで確認してみてください。最近ではLINE公式アカウントやメール配信で告知されることも増えています。参加する際は、開催日時・回収品目・持ち込み方法を事前にチェックし、指定時間内に会場へ持参しましょう。

メリット デメリット
環境保護に貢献できる 開催日が限定的
地域コミュニティとの繋がりができる 事前の情報収集が必要

捨て方9:知人や友人に譲る

まだ使用できる状態の体重計であれば、必要としている人に譲ることも考えてみましょう。新生活を始める学生や単身赴任者、ダイエットを始めようとしている人など、体重計を求めている人は意外に多いものです。

譲渡方法として、SNSで「体重計を譲ります」と投稿する、地域の掲示板アプリ(ジモティーなど)で投稿する、職場や学校で声をかけるなどがあります。また、福祉施設や高齢者施設への寄付が喜ばれる場合もあります。ただし、事前に施設に連絡し、必要としているかどうかを確認してから寄付してください。

トラブルはできるだけ避けたいな…

相談者

カタニャン

譲渡時はトラブルにならないように、その場で一緒に動作確認をしよう!
メリット デメリット
無料で処分できる 譲渡先を探す手間がかかる
必要な人の役に立てる データ消去など事前準備が必要

2.体重計を捨てる前の注意点

体重計を処分する前に、必ず確認しておくべき注意点があります。この注意点を見落とすと、回収してもらえなかったり、個人情報が漏洩したりするリスクがあります。適切な処分のために、以下の項目を必ずチェックしましょう。

内蔵されている電池は必ず取り外す

デジタル体重計や体組成計には電池が入っているため、処分前に必ず取り外しが必要です。電池を入れたまま捨てると、ゴミ収集車内で発火や破裂する危険性があり、最悪の場合火災の原因となります。また、多くの自治体では電池が入ったままの電化製品は回収してもらえません。

電池の種類によって処分方法が異なります。単三・単四乾電池の場合は、多くの自治体で「燃えないゴミ」として出せますが、環境への配慮から家電量販店の回収ボックスに入れることをおすすめします。

ボタン電池(SR44、LR44など)は水銀を含む場合があるため、必ず家電量販店や時計店の専用回収ボックスに入れてください。リチウムイオン電池が内蔵されている場合は、取り外しが困難なため、そのまま小型家電リサイクルに出すか、メーカーに相談しましょう。

カタニャン

最寄りの回収場所は、一般社団法人電池工業会のサイトや自治体のHPでチェックできるよ。家電量販店にもボックスがあることが多いから確認してみてね。

個人データは必ず削除する

体組成計を処分する前に、必ず個人データを完全に削除しましょう。体重・体脂肪率・筋肉量・基礎代謝量など詳細な身体データが保存されており、これらの情報が第三者に漏洩するとプライバシーの侵害につながる可能性があります。

データの消去方法は機種によって異なりますが、本体のリセットボタンを10秒程度長押しすることで、保存されているデータを初期化できる場合が多いです。スマートフォンのアプリと連動している体組成計の場合は、アプリ側からもデータを削除し、機器の登録を解除してください

ポイント

取扱説明書を紛失している場合も、メーカーの公式ウェブサイトで機種別リセット方法を確認できます。タニタ、オムロン、パナソニックなど主要メーカーでは詳細な手順が掲載されています。不明な点がある場合は、メーカーのカスタマーサポートに問い合わせて、データ削除の手順を確認しましょう。

3.体重計の捨て方に関するよくある質問

体重計の処分について、多くの方が抱く疑問や不安をQ&A形式で解決します。これらの質問を事前に確認しておくことで、スムーズに体重計を処分できます。処分時のトラブルを避けるためにも、ぜひ参考にしてください。

壊れた体重計も同じ方法で捨てられる?

壊れた体重計でも、基本的には正常な体重計と同じ方法で処分できます。表示が見えない、測定値が不正確、ガラス面にひびが入っているなどの故障があっても、自治体の不燃ゴミや粗大ゴミとして回収してもらえます。

ただし、破損状況によっては注意が必要です。ガラスが割れて鋭利な破片が散らばっている場合は、新聞紙や厚紙で包んでから袋に入れ、「ガラス注意」などの表示をしてください。

注意

液漏れがある場合や異臭がする場合は、自治体の清掃事務所に事前に相談しましょう。小型家電リサイクルボックスに投入する場合は、破損がひどいものは受け付けてもらえない可能性があるため、不燃ゴミとして出す方が確実です。

家電量販店の引き取りサービスでは、壊れた体重計でも回収してもらえることが多いため、新品購入時の引き取りサービスを積極的に活用してみてください。

体重計を自分で分解して捨ててもいい?

体重計は無理に分解せず、専門業者や小型家電リサイクルに出すのが安全です。特にデジタル体重計や体組成計には、精密な電子部品やセンサーやリチウム電池が内蔵されている場合があります。不適切な分解は、怪我や事故の原因になる可能性も。

分解時のリスクとしては、鋭利な金属部品で手を切る危険性、内部の化学物質による皮膚への悪影響、電子部品の破損による有害物質の飛散などが考えられます。さらに、自分で分解してしまうと部品ごとの適切な分別が必要になり、かえって処分が複雑になります。

カタニャン

電池の取り外しなどで、どうしても分解が必要な場合は、取扱説明書に従って正しい方法で行ってね。

事業所から出る体重計の捨て方は個人と違う?

事業所で使っていた体重計は、個人の家庭ゴミとは違い「産業廃棄物」として処分する必要があります。病院・ジム・エステサロン・学校・オフィスなどで使用された体重計は、自治体の回収では処分できません。

このため、産業廃棄物処理の許可を持つ専門業者に委託するのが必須です。処理費用は1台あたり5,000〜15,000円程度が相場で、回収・運搬費用が別途かかる場合もあります。

処理業者選びでは、産業廃棄物収集運搬許可証と処分業許可証の両方を保有している業者を選ぶことが大切です。また、複数の業者から見積もりを取り、処理方法や費用を比較検討してください。不適切な処理を行うと事業者にも責任が問われるため、信頼できる業者への依頼が欠かせません。

体重計はルールを守って賢く処分しよう

最も重要なポイントは、お住まいの自治体のルールを事前に確認し適切な処分方法を選ぶことです。処分前には必ず電池の取り外しと、体組成計の場合は個人情報の削除を忘れずに行ってください。これらの準備を怠ると、回収してもらえなかったり、プライバシーの問題が生じたりする可能性があります。

無料で処分したい場合は自治体の不燃ゴミや小型家電リサイクルボックス、手間をかけたくない場合は家電量販店の引き取りサービスや不用品回収業者を活用しましょう。まだ使える体重計であれば、リサイクルショップでの売却やフリマアプリでの販売、知人への譲渡なども検討してみてください。

この記事を参考に、あなたにぴったりの体重計の捨て方を見つけて、スッキリと処分しましょう。

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