ホワイトボードの捨て方6選!費用相場やサイズ別の最適な処分方法も解説

ホワイトボード 捨て方

ホワイトボードの捨て方がわからず、どの方法が最も適切で費用を抑えられるのか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

ホワイトボードの処分方法は主に6つあり、適切な方法を選択することで費用と手間を最小限に抑えられます。

この記事では、ホワイトボードの捨て方や分解して処分する方法について詳しく解説します。捨てる際の注意点やよくある質問も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトボードの捨て方6選

ホワイトボードの処分には複数の選択肢があり、それぞれに費用や手間、適用条件が大きく異なります。ここでは最も一般的な6つの処分方法について、具体的な手順を詳しく解説します。自分の状況に最も適した方法を選択しましょう。

捨て方 費用 手間 こんな人におすすめ
自治体の燃えるゴミ・不燃ゴミ 0円 小型のホワイトボードを簡単に処分したい人
自治体の粗大ゴミ 300〜1,500円程度 安く確実に処分したい人
不用品回収業者 3,000円〜 手間をかけずにすぐ処分したい人
リサイクルショップ 0円(収益になる場合あり) まだ使えるホワイトボードを現金化したい人
フリマアプリ・ネットオークション 0円(収益になる場合あり) × 少しでも高く売りたい人
友人・知人に譲る 0円 譲渡先が身近にある人、再利用してほしい人

※手間:○=手間ゼロ・△=やや手間がかかる・×=手間がかかる

捨て方1:自治体の燃えるゴミ・不燃ゴミとして出す

小型のホワイトボードは、多くの自治体で「燃えるゴミ」または「不燃ゴミ」として処分できます。ほとんどの自治体では「一辺が30cm以内」などの基準を設けています。

「燃えるゴミ」になるか「不燃ゴミ」になるかは、素材によって変わります。木製やプラスチック製のボードは「燃えるゴミ」として扱われますが、スチール製やアルミ枠付きのように金属を含むボードは燃やすことができないため「不燃ゴミ」に分類されます。

燃えるゴミと不燃ゴミの違い

区分 素材
燃えるゴミ 木製・プラスチック製のホワイトボード 子供用の小さな学習用ホワイトボード、木枠のメモボード
不燃ゴミ 金属を含むホワイトボード(スチール製・アルミ枠付きなど) マグネットが使えるホワイトボード、アルミ枠タイプのボード

カタニャン

素材がわからない場合は、磁石がつくかどうかを試してみるのがおすすめだよ!
  • 磁石がつく場合
    スチール製など金属が使われているため「不燃ゴミ」に分類されるケースが多い
  • 磁石がつかない場合
    木製やプラスチック製で金属を含まないため「燃えるゴミ」として出せることが多い

注意

サイズ制限を超える場合は、この方法は利用できません。また、一部の地域では「小型金属ごみ」や「プラスチックごみ」として分別するケースもあるため、必ずお住まいの自治体の分別ルールを確認してから出すようにしましょう。

メリット デメリット
処分費用が安い(指定袋代のみ) 大型サイズは不可
定期的な収集日に出すだけで処分完了 分解作業が必要な場合がある

捨て方2:自治体の粗大ゴミとして出す

脚付きや壁掛けタイプの大型ホワイトボードは、多くの自治体で「粗大ゴミ」として処分できます。処分費用は300円〜1,500円程度と比較的安価で、確実に処分できる方法です。

処分手順は以下のとおりです。

  1. 電話またはインターネットで申し込む
  2. ホワイトボードのサイズを伝えて処分料金を確認する
  3. 粗大ゴミ処理券を購入しホワイトボードに貼付する
  4. 指定された日時に指定場所へ出す

自治体によっては、直接ゴミ処理施設に持ち込むことで費用を安く抑えられる場合もあります。また、持ち込みなら即日処分できることも多く、急ぎの場合に便利です。

ただし、自分で運搬する必要があるため、車がない場合や大型のボードを一人で運ぶのが難しい場合は他の方法を検討するのがおすすめです。

メリット デメリット
自治体運営で安心・確実 事前申し込みの手間がかかる
料金が比較的安価 指定場所まで運び出す必要がある

捨て方3:不用品回収業者に依頼する

「すぐに処分したい」「自分で運べない」といった場合に便利なのが、不用品回収業者への依頼です。業者が自宅やオフィスまで引き取りに来てくれるため、運搬の手間がかかりません。

費用は3,000円〜とやや高めですが、即日対応が可能な業者も多く、急いで片付けたいときには非常に助かります。また、ホワイトボード以外の不要な家具や備品もまとめて処分できるため、引っ越しやオフィスの整理と同時に依頼するのも効率的です。

ただし、依頼する際には注意が必要です。業者が「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っているか必ず確認しましょう。

注意

不無許可業者に依頼すると、不法投棄や高額請求といったトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

カタニャン

見積もりの際に、料金やサービス内容を明確に提示してくれるかどうかも重要なチェックポイントだよ!

口コミや評判も事前に調べることをおすすめします。許可証の有無・明確な料金提示・口コミや評判の3つを確認して業者を選びましょう。

メリット デメリット
運び出し不要 費用が高額
即日対応可能 悪質業者に注意が必要

捨て方4:リサイクルショップで売却する

手間をかけずにすぐ現金化したいなら、リサイクルショップでの売却がおすすめです。状態の良いホワイトボードなら、処分費用をかけずに収入を得られる魅力的な選択肢といえるでしょう。

高く売るためには、ボード面のインク汚れやフレームのホコリをきれいに掃除し、マーカー・イレイサー・マグネットなどの付属品を揃えることが重要です。キャスター付きの場合は、動きがスムーズかどうかも確認してください。

どんなホワイトボードが売れるのかしら?

相談者

カタニャン

コクヨやプラスなどの有名メーカーのものは売れやすいよ!

ただし、傷や汚れがひどい場合や付属品が欠けている場合は買取不可になることが多いため、持ち込む前に電話やオンライン査定で買取可能かを確認すると安心です。

メリット デメリット
収入を得られる可能性 買取不可の場合がある
即日現金化できる 店舗へ持ち込む必要がある

捨て方5:フリマアプリ・ネットオークションで売却する

リサイクルショップよりも高値での売却を狙うなら、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・ネットオークションで売却するのがおすすめです。自分で価格を設定できるため、需要があれば思った以上に高く売れる可能性もあります。

ポイント

出品時は、サイズ・メーカー・使用年数・状態を詳しく記載することが大切です。写真も複数枚掲載し、特に傷や汚れがある部分は正直に載せておくとトラブル防止になります。

ただし、発送には注意が必要です。ホワイトボードはサイズが大きく送料が高額になるため、出品価格と送料のバランスを考えなければ赤字になってしまうこともあります。梱包にも手間がかかるため、手間をかけてでも高値で売りたい人向けの方法です。

メリット デメリット
自分で価格設定できる 売れるまで時間がかかる場合も
リサイクルショップより高く売れる可能性 梱包・配送トラブルのリスクがある

捨て方6:友人・知人に譲る

売るほどではないが捨てるのがもったいないホワイトボードなら、友人・知人への譲渡が最適です。特に学校や子ども会、学習塾などではホワイトボードの需要があるため、喜んで受け取ってもらえる場合があります。

譲渡の際には、表面をきれいに掃除しておくと好印象です。マーカーやイレーザーなど付属品もセットで渡せば、すぐに使えて便利でしょう。

ただし、譲渡先を探す手間があることや、運搬の必要がある点は注意が必要です。相手が近所であれば手渡しが可能ですが、遠方に送る場合は送料負担が発生します。

メリット デメリット
環境にやさしく社会貢献になる 譲渡先を見つけるのに時間がかかる
相手に喜んでもらえる 運搬方法を調整する手間がかかる

ホワイトボードを分解して処分する方法

大型のホワイトボードはそのままでは粗大ゴミ扱いになりますが、分解してパーツごとに分ければ「燃えるゴミ」や「不燃ゴミ」として処分できる場合があります。

費用を抑えたい人や、粗大ゴミの収集日まで待てない人におすすめの方法です。ただし、金属やネジなどでケガをする可能性があるため、必ず安全対策をしてから作業しましょう。

分解する際の安全対策

  • 手袋を着用する:金属枠やネジ部分で手を切るリスクがあるため必須。
  • 保護メガネを使う:部品を外すときに金属片や破片が飛ぶ可能性がある。
  • 広い場所で作業する:室内だと破片が散らばり危険なので、屋外やガレージがおすすめ。
  • 工具を正しく使う:ドライバーやレンチを使用し、力任せに外さない。

分解する際の手順は以下のようになります。

  1. 脚やスタンド部分を外す
    → 多くは金属製なので、不燃ゴミ
  2. 枠を外す
    → アルミ枠は不燃ゴミ、木枠なら燃えるゴミ
  3. ボード面を処理する
    →磁石がつくスチール製は不燃ゴミ、プラスチックや木製は燃えるゴミ
  4. ネジや金具をまとめる
    → 小さな部品はビニール袋に入れて不燃ゴミとして出す

カタニャン

作業は平らな安定した場所で、周りに十分なスペースを取ってから始めよう!

分解には時間と労力がかかるため、慣れていない人には大きな負担になることがあります。また、サイズや自治体ルールによっては、分解しても「燃えるゴミ」「不燃ゴミ」として処分できない場合があるため、事前にルールを確認してから分解しましょう。

ホワイトボードを捨てる際の注意点

ホワイトボードを処分するときに気をつけたいポイントをいくつか紹介します。事前に確認しておくことで、安心して正しく処分できます。

事業用ホワイトボードは産業廃棄物として処理する

事業所や法人で使用していたホワイトボードは、産業廃棄物処理業者への依頼が法的に義務付けられており、一般的な粗大ゴミとして自治体に出すことはできません

廃棄物処理法に基づき、事業者は自らの責任で適切に処分する必要があります。この義務を怠ると、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(法人の場合は3億円以下)という重い罰則の対象となるため注意が必要です。

産業廃棄物として処理する場合は、産業廃棄物収集運搬許可と処分許可を両方持つ専門業者へ依頼しましょう。

売却・譲渡する場合は清掃する

リサイクルショップに売却したり、知人や団体に譲渡したりする場合は、できるだけきれいな状態に整えておくことが大切です。

カタニャン

ホワイトボードの表面に残ったマーカーの跡は、専用クリーナーやアルコールを使えば落ちやすいよ!

また、イレーザーやマーカーなど付属品がある場合は、まとめて渡すと相手に喜ばれます。枠や裏面のホコリも軽く拭き取っておきましょう。見た目が清潔で付属品も揃っていると、査定が有利になったり、譲渡先に気持ちよく使ってもらえたりするメリットがあります。

安全に運搬する

ホワイトボードは見た目よりも重く、特に大型タイプは一人で運ぶと腰や腕を痛める危険があります。移動させる際は必ず両手でしっかり持ち、可能であれば二人以上で協力して運び出しましょう。

階段や狭い通路を通る場合は特に注意が必要です。また、枠の角や金属部分で手を切ることもあるため、軍手や手袋を着用すると安心です。

ホワイトボードの捨て方に関するよくある質問

ホワイトボードを処分するときに多くの人が気になるポイントを、質問形式でまとめました。

買取査定でチェックされるポイントは?

ホワイトボードをリサイクルショップや買取専門店に持ち込むとき、査定でチェックされる主なポイントは次のとおりです。

  • 状態の良さ
    表面にマーカー跡が残っていないか、傷やへこみが少ないかなど、見た目の清潔さが重視されます。
  • 付属品の有無
    マーカー、イレーザー、取扱説明書、取り付け部品などが揃っていると評価が高くなります。
  • メーカーやブランド
    オフィス家具メーカー(コクヨ、プラスなど)の製品は需要が高く、査定額が上がりやすい傾向があります。
  • 使用年数・劣化具合
    表面の劣化や磁力の弱まりがあると減点対象になります。

査定前にマーカー跡をクリーナーで落としたり、枠や脚を軽く拭いたりするだけでも印象が良くなり、買取価格にプラスにつながる可能性があります。

カタニャン

リサイクルショップで値がつかなくても、フリマアプリなら売れることもあるから、複数の方法を試してみてね!

脚付きの製品は分解しないと粗大ゴミに出せない?

多くの場合は、分解せずにそのまま粗大ゴミとして出せます

脚付きのホワイトボードも一つの家具として扱われ、分解の必要がない自治体が大半です。ただし、サイズが180×120cmを超える場合や、重量が30kgを超える場合は、自治体によって取り扱いが異なるため事前確認が必要です。

マグネットやペンも一緒に捨てられる?

マグネットやペンなどの付属品も一緒に処分できますが、処分方法によっては適切に分別する必要があります。

自治体の普通ゴミとして出す場合、マーカーペンは可燃ゴミまたは不燃ゴミ、マグネットは金属ゴミまたは不燃ゴミ、イレーザーは可燃ゴミとして分別するのが一般的です。マーカーペンのインクが残っている場合は、有害ゴミ扱いになる自治体もあるため注意が必要です。

粗大ゴミ回収時に一緒に出したい場合は、事前に自治体に確認してください。多くの自治体では、ホワイトボード本体と同じ日に、適切に分別した付属品も回収してもらえます。

最適なホワイトボードの捨て方を選んでスムーズに処分しよう

ホワイトボードの処分方法は多岐にわたりますが、あなたの状況に最も適した方法を選択することで、費用と手間を最小限に抑えながら確実に処分できます

小型なら燃えるゴミ・不燃ゴミで無料処分、一般的なサイズなら粗大ゴミ回収が最も確実です。事業用は必ず産業廃棄物処理業者に依頼し、家庭用と混同しないよう注意しましょう。手間をかけずに処分したい場合は不用品回収業者、状態が良ければフリマアプリでの売却も検討してみてください。

処分前には必ずお住まいの自治体ルールを確認し、個人情報の除去や安全な分解作業を心がけてください。適切な業者選びと事前準備により、トラブルなくスムーズな処分が実現できます。この記事を参考に、自信を持って最適な処分方法を選択し、ホワイトボードを処分しましょう。